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小豆島遍路レポ〜5番:宿泊編

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早朝の田井浜キャンプ場(マウスを合わせるとスクロールします)

○行動日:2009/05/16(土) 夕方 〜 2009/05/17(日) 早朝

観音寺にて初日最後の巡礼を済ませ、近くのフェリー乗り場まで向かい食堂で夕食をとる。1日中歩いたり走ったりして疲れた体にエネルギーが充填されると力が出てきた。食後のコーヒーを飲んでから足どり軽くキャンプ場へ向かう。来た道をしばらく戻りながら見つけた商店で酒とつまみ、そして明日の朝食用のパンを買って海岸線へ出ると、そこが既にキャンプ場だった。


今夜の寝床(画像は防犯上モザイクかけ)

地元のおじさんに言われた通りに管理棟を見つけて覗く。中は土間と畳敷きの間仕切りになっていて、イスやテーブルなども置いてあって良い感じ。本当にここを使って良いのだろうか?とドアを開けて見ていたら、犬連れで散歩中のおばちゃんが通り、こちらをジロリと見ているのに気付く。……地元の人から見れば、よそ者が建物の中をのぞいていることは十分怪しい。あ、この状況ちょっぴりヤバイよね?と気づき、すぐさま声をかけた。

 自分「こんにちわー。あのーすいません、観音寺の○○さんから使って良いよとご許可いただいたのですが、大丈夫ですかね?」

 おばちゃん「あら、いいんじゃないかしら。それじゃあ、自治会長さんにも伝えておくわ」

ふーっ良かった。雰囲気から察するに○○さんを知っているようだし危機的状況は脱することが出来た様子。
これで一安心。今夜の寝床に困ることはなくなったぞ。どんなに雨風が酷くなっても問題はない。


水分補給

既に18時半を過ぎているというのに外は明るい。
小屋に荷物を置いた後、買ってきたビールとつまみを片手に、“今日はお疲れ!”と自分で自分に乾杯し、海岸にある東屋の下でグビッと飲みながらボーッと瀬戸内海を見つめる。あぁ幸せ。

日が暮れたので小屋の中に入った。電気も引かれていて照明もきちんとあるのだが、雰囲気を楽しみたくて手持ちのヘッドランプとジェントスランタンとの明かりだけで過ごす。ぐぅ〜。港の食堂で食事をして、海岸で晩酌も済ませたというのに、まだまだお腹が空いている。エスビットクッカーでお湯を沸かし、非常食として持ってきた無印良品のミニラーメンを食べ、チャイを飲むとようやくお腹も一息ついた。日記を書き終わった後はすることもなくなったので就寝。

時折、雨が小屋を叩き、風が轟々と音をたてている。
明日は雨が降らないといいなぁ……と願いつつ眠りについた。

※ちなみにこの日の夜の寝具関係は下記の通り

  • マット:クレイジークリーク・ヘクサライトチェア
  • 寝袋:SeeToSummitサーモライトリアクター
  • 上半身:モンベルダウンライトジャケット(寝袋代わり)
  • カバー:ミニタープ

サーモライトだけではちょっと寒いかなと思ってミニタープをシーツ代わりに使用。だが、寝ているときに暑くなったのか無意識にケトばした様子。起床後にタープの裏側をみると少しばかり結露した部分があった。
 


 
(翌朝)


晴れてる!太陽だ!

4時半起床。
外はすでに明るく雨風も無い。東の空には青空さえ見えていて気持ちがいい朝だ。
とはいえ天気は全国的に雨模様のはず。昼頃から雨が降ってくるに違いないし、福田港11時40分発のフェリーに乗ろうと昨晩決めてある。だが距離は残り20kmほどありそうなので、ゆっくりとは出来ない。朝食を済ませ、身支度を整え、6時には出発した。


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